『思考は現実化する』
『思考は現実化する』という本があるのですが、ご存知でしょうか?
ナポレオン・ヒル博士の名著として、現在も出版され続けている本です。
その本のタイトル通り、普段考えていることが自分を作っていきます。
自分が思い描いている事は実現するという内容の本ですが、あまりこういう本に興味がない人、または思っているだけで、そんな事は起きないと、普段からそう考える人にとっては、この本はかなり懐疑的に思われる事でしょう。
しかし、この本を最後まで読んだ時、ああ!なるほどそういう事なのかと、気がつく事が出来た人にとっては、人生の転機になる本ではないでしょうか。
この本は自分的には読みにくい点も多く、それが読んでいて足枷になっている感じを受けました。
(自分の文章も読みにくいと思うのですが・・・汗)
しかし、それでも多くの方に指示されている本ですので、内容については今でも有効なものが多数あります。
この本でも言われている事ですが、普段から考えている事は、ものすごく重要です。
その為には、普段の思考をコントロールしなければなりません。
思考をコントロールするとは
思考をコントロールするとはは一体どういう事なんでしょう。
人間は思考していても、感情の影響を受ける事が多々あります。
心が穏やかな時なら、思考をコントロールするのは、そこまで難しい事ではないのですが、
人間である以上、常に感情に起伏はあるものです。
怒りの感情に支配された状態で、思考をコントロールするのはとても難しいはずです。
世の中にこれだけ多くの事件(怒りに任せて起こした人的な事件)がある事が証明しています。
そういった意味で、思考をコントロールするという事は、感情をコントロールする事が必要なのだと思います。
特に怒りの感情の影響は絶大で、安易に怒りを放出すれば、自分の人生は汚れていく事に気がつかなければなりません。
思考と感情の重要性を常に意識してください。
意識をコントロール出来て、初めて自分の人生の方向性を定められるのです。
『悪魔を出し抜け!』 について
ナポレオン・ヒル博士は、『悪魔を出し抜け!』という本を書かれています。
私的には『思考は現実化する』よりも本の内容がすっと入ってきました。
とても読みやすくて良かったです。
また、ナポレオン・ヒル博士の感情の葛藤が書かれていて、自分の弱さを露見しています。
そういった点でも、ナポレオン・ヒル博士の人間的な魅力が出ていて、前著よりも良いと思いました。
この本でも思考という事から始まり、思考のコツが書かれているのですが、内容が少しスピリチュアル寄りな点もあり、私は好きな本なのですが、人を選ぶ本かもしれません。
人間であれば、誰しも弱さがあります。
その弱さから感情が揺さぶられてしまう事があり、これは致し方ない事です。
- 人から見て、自分はどう評価されているのか
- 人の視線が気になる
- 自分はどう映って見えるのか
- 人の意見が気になり、自分の考えを安易に修正する
また、普段の性格も大きく影響します。
- 傲慢、頑固な面がある
- 自分の間違いを認めたくないなど
こういう面があると、かなり思考に影響してしまう事でしょう。
ですが、感情とは別に一歩自分から離れた視点で、自分を冷静に受け止めらるように、訓練していけば、少しずつ思考をコントロールする事が上手になります。
まずは、どんな状況でも慌てない事です。
とは言え、かなり難しい事ですが、どんな状況でも慌てる事は良い結果を生まない事の方が多いので、常に心に余裕を持つようにしていきましょう。
意識的に心に平静に保てば、思考をコントロールする余裕が出来ます。
普段の意識に注視するのも楽になることでしょう。
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